先日終わった柏何秒院の裏の森の測量をしました。
久し振りの測量だったけどまずまずのスピードで終わることが出来ました。
問題は視力の低下で、しょぼしょぼした老人の目には細かい目盛りの計器を読むのは大変でした。望遠鏡の中にある細いカーソルを探すのも難しかったです。いちいちピント合わせをすればいいのですが、操作がし難くてつい手抜きをすると見にくくなります。
境界に杭を打っていって杭の間の角度と距離を正確に測っていくと最後はスタートしたところに戻ってきます。
ところが何かが少し間違っているようでどんぴしゃりとはならず少し離れたところに戻ってくるので精度が計算されてあまりに離れていると不合格となります。
そんな時はまさかの時のために後ろ向きに測った値でもしかしたら前向きの値が読み間違いだったのではと修正します。角度は地磁気を利用して磁石の振れで測っているので後ろ向きの値は前向きと180度違うことになります。
近くに鉄の塊や塀やその他の時期の乱れがあると磁石の針が影響されてしまいます。
前と後ろに差があるときは両方の値を入れて精度が上がる方を採用しています。
かすみ目による目盛りの読み間違いや数字の書き間違いは救いようがありません。
きれいになった竹林には立派なタケノコが生えるはずです。