先日根戸城趾にかかったシデノ大木の丸木橋を切り落として片付けました。
前日目立てをしてそこそこ切れたのに当日の調子がいまいちでした。
長いこと使っていたソーチェーンはかなり研ぎ減っていて短くなっていてデプスが高すぎていました。
デプスを下げようと目の粗い大きなヤスリで低くしようとしたけどデプスの硬さは相当なものでなかなか削り落とせませんでした。
ジョイフルで売っていたダイヤモンドの平ヤスリでやったけどこれまた目が粗すぎてうまく削れず。
次はこれが一番と言われていた手鋸の目立てヤスリを使ってやって見たら仕事はしやすかったけど敵が硬くてなかなか低くなってくれませんでした。
かなり頑張って一回りして切ってみたけど切れ味はいまいちでデプスが邪魔する特有の手応えがなくなりませんでした。
さて目立ての方はと言うとほんの数ミリ残っているだけなので思い切って研いで良い形にしようとしたけどヤスリが草臥れていたこともあって手こずりました。
目立ての時のヤスリの持ち方その他は本に載ってます。
軽く刃先だけを研ぐときは問題ないけど今回みたいに思い切って落としたいときにはかなり力を入れないといけません。
左の刃は問題なく研げたけど右の刃を研ぐときは気を付けないと危ないです。手袋を履かないで素手でやっていたら押してる途中でヤスリが刃から外れて力を入れたまま刃の付いているバーに指がぶつかりました。
幸いチェーンソーの刃は指を切るには長さがないので皮膚をほんの少し削り取っただけて済みましたが危なかったです。右手の手袋は感覚が鈍るけど必須アイテムだと痛感しました。
今回は4台目立てをしたけど二回ヤスリが外れて少し血が出ました。
ヤスリが外れないように研ぐと刃の先端ではなく刃の奧をすり減らすだけになってしまうのでいくら研いでも切れ味は良くなりません。
ちゃんと研ぐポイントは手のひらを植えに向けて親指と人差し指で横に力を入れて研ぐことです。下向きに力を入れないことです。