頼まれた鍬の修理がやっと終わりました。
もし使えなかったら使って貰おうと自分のを出してみたらすっかり腐っていて完全に作り直しが必要な状態。
手頃なケヤキの板があったのであまりケヤキの鍬を見たことがなかったけど試してみました。本物はしみじみ眺めたことはないけど白くて柔らかそうな木だったような。
角度が小さいので柄の取り付け部にはかなりの力が掛かるのに、ほぞ穴の形で逃げているのかポイントが良く分かってないのでどんな穴を開ければいいのか悩んでます。
ジョイフルに行ってもD2に行っても昔みたいな角度の小さい鍬は売ってなくて参考になりません。
穴の寸法は大きい方が無理は掛からずいいのではないかと思うけど柄の寸法が苦しくなります。
太い樫の木から長くて斜めのほぞの付いた柄を削り出さないといけません。
今日は鍬の真ん中に差し込む板を削りました。長くて角度がゆるいので叩き込めば抜けないだろうと思います。
あまり薄いと柄の強度が厳しくなるし、厚くすると重たくなり、穴を大きくしたいけど周りの肉が薄くなるので目見当で適当なところで納めることになります。
もう一つ。
春一番の大風で車置き場の屋根を止めてるプラスチックの留め具が外れたり千切れたり。
そのうち風で飛ばされそうです。
それに随分汚れているので掃除もしたいし、大昔雹が降って塩ビの波板に穴が開いた時に高価なポリカ製に変えた物です。何十年も過ぎたのでもう寿命かもです。
今回は手抜きで赤松の24mmの板で上下から押さえてみようと思ってます。
自分の寿命と同じぐらい持つような気がしてます。
HCの2トン車を借りて4mの桟木を10本買い家まで運んで半分の3面を小さいリーニールセンのブロックカンナですべすべにしました。
後でそこにペンキを塗って水切りが良くなるようにしました。
途中から雨が降り出したのでペンキ塗りは後日です。
今日は少し遅れたけど柿の接ぎ木用の穂木をやっと採取できて冷蔵庫に入れました。