前に彫刻刀に刃がつかなくて困ったことを書きました。
少し前に自分の丸刀を研いでいて同じことが起きました。
きれいに研げたと思ったのにちっとも切れません。
KASSOY X10 野眼鏡で見ると滑らかな鋼の刃はついていなくて鋳物が掛けたみたいな細かな破面が見えてました。
昔高いお金を出して手に入れたプロの丸鑿でも同じことが起きて困りました。
しばらく頑張ったけどらちがあかずガスで炙ってみました。
鈍ってしまうのが怖いのでおそるおそるでした。青くなったら大事なのでほんの少し黄色ーカーキ色になったところで止めます。
ほんの少し焼き戻してやるわけです。
色が付いたらすくに水で冷やして完了です。
その後普通に研いで切れ味を試します。
うまくいけば欠けることなく刃がつきます。良く切れるようになります。
やり過ぎると柔らかくなりすぎ直刃が着くけど切れ味が長続きしなくなります。
普通ならそのうち又はが付かなくなります、それまで生きていればの話ですが。